若手企画セッション

ポスドクや博士課程学生を中心とした若手研究者による新しい独自企画「若手企画セッション」を本ケミナスでも開催いたします。 今回の若手企画セッションでは、
「若手研究者による技術チュートリアル」
を開催します。ケミナスは分野横断領域研究が主であり、それぞれの研究者のバックグラウンド技術に大きな違いがあります。そこで、自身の研究を遂行するにあたり、キーとなる技術に関する技術のチュートリアルを行ない、技術に関する知識の共有・研究者の相互理解を推進することが狙いであります。

「化学・生化学・バイオテクノロジー・医学・電気・機械・情報・材料・化学工学」にまたがる分野でチュートリアルセッションを開催いたします。事前申し込みは必要ありませんので、皆様奮ってご参加ください。

開催要項

日時:2013年5月23日(木)10:00~11:45
場所:東北大学片平キャンパスさくらホール 2F会議室及び1Fラウンジ
   

会次第

10:00-10:05(2F会議室)
・若手企画実行委員長挨拶

10:05-10:15(2F会議室)
・各セッション担当者によるフラッシュプレゼン概要説明(フラッシュプレゼン形式2分×5人)

10:20-11:45(1Fラウンジ)
・ポスター発表形式による、各セッションでのチュートリアル
(途中休憩5分)


セッション内容


セッションA「オンチップロボティクスによる高速・高精度細胞操作」
:大阪大学 佐久間 臣耶
・ハイスピードセンシング
・ハイスピードマニピュレーション
・ハイスピードロボットコントール

セッションB「1分子レベルでの生体分子解析」
:京都大学 内藤 豊裕
・ゲル電気泳動による生体分子分離
・微細流路を用いた生体分子解析
・超解像顕微鏡による1分子イメージング

セッションC「電気化学と微細加工によるソフトウエットデバイスの開発」
:東北大学 吉野 修平
・ゲルや流路を用いた細胞培養環境制御技術
・酵素を用いた柔らかく無害なバイオ発電素子
・ゲルへの導電性高分子配線技術と細胞への電気刺激

セッションD「マイクロ流体技術のタンパク質化学への応用」
:九州大学  真栄城 正寿
・プロテアーゼ固定化マイクロリアクタ ~酵素反応の効率化~
・タンパク質の結晶化制御
・有機分子の結晶多形制御

セッションE「ガラスでチップを作ってみたけど何か質問ある?」
:東京大学 山下 忠紘
・基盤技術1 ガラス基板の微細加工技術
・基盤技術2 圧力送液による流体操作
・応用例 表面濡れ性制御・高圧液体操作の実用例


実行委員長
西澤松彦

東北大学大学院工学研究科

お問い合わせ先

〒980-8579
仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01
機械系一号館
化学とマイクロ・ナノシステム学会第27回研究会事務局
TEL/FAX 022-795-4249
Email:cheminas27@biomems.mech.tohoku.ac.jp
(「@」を半角に変換して下さい。)

主催:化学とマイクロ・ナノシステム学会